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お葬式無料情報センター事務局

「自分のときは葬式はしなくていいと言っているんです。」
このように、おっしゃる方がときおりいらっしゃいます。
くわしくお聞きすると、
「葬式は金がかかるだけでムダだ、それに後に遺るものの生活の方が重要だ。」とのこと。
もちろん、後の生活に支障をきたすほど、お葬式に費用をかけるのはよくないと思います。
しかし、最初から「お葬式にかかる費用はムダ」というお考えがなぜ出てくるのでしょうか。

おそらくお葬式をしなくていいとおっしゃる方は、お葬式そのものをしなくていいとおっしゃっているのではなく、今のお葬式に対して違和感をもっておられるのではないでしょうか。
つまり、あまりにも表面的な儀礼になってしまって、お葬式本来の『故人を弔う』という本質的な意味合いから離れすぎている、と感じておられるということなのだと思います。
このような方からすれば、お葬式はしても意味がない、ムダである、つまりは「葬式はしなくていい･･･」となります。このお考えには一理あると思います。
近親者を中心とした家族葬の流行に拍車がかかったのも、こういったお考えからはじまったのです。

また、ご遺族が現在の葬儀会館でのお葬式でお感じになられるように、あまりにもお葬式そのものが流れ作業的になりすぎて、人間的なぬくもりが感じられなくなったり、司会者のわざとらしいナレーションや展示会のような遺品コーナーに代表されるように、イベント化しすぎる葬儀に嫌気がさしており、ご遺族自らがお葬式のありかたを見つけようとされはじめてきています。

それにもまして、葬儀社の側は、安易に値段を安くすることが消費者のニーズだと勘違いしています。
もちろん、お客様にとって値段が安いということも重要ですが、それよりもまず、意義のあるご葬儀をお客様に提供することの方がもっと大切なことなのです。
すべてのお客様はご自身の愛する方を、十分に心を込めて送りたいとお考えになられており、そこにかかる費用がムダだとは思っておられません。

　
ですが、葬儀社からのおしきせのサービスや、わからないなかで使用された物品に対して生じた費用には納得できるはずもありません。

納得ができないものに支払うのはばからしい、ばからしいことに使うお金はムダなお金、だからお葬式はしたくないとなるわけです。
やはり根本的な原因は葬儀社にあるのです。

だからこそ、お客様が求めておられることを、きちんと理解したうえで、お葬式本来の『故人を弔う』ことを大切に考えてくれる葬儀社に愛する方のご葬儀を依頼することが、意義のある葬儀への早道なのです。

そこで、ご自分で下調べをしたうえで葬儀社を探すことが大切になってくるわけです。
大丈夫です。
きっと、あなたのお近くにも、あなたにとって意義のある葬儀をおこなってくれる葬儀社はありますから。