パッと見て見やすい見積りは、お客様へのやさしさが伝わります。
たとえば、パソコンを使用した見積りなら、とても読みやすいものになりますし、字の苦手な社員がいたとしてもきれいで見やすい見積書を作成してお客様にお渡しすることができます。
葬儀特有の見慣れない用語があるのは、ある程度仕方のないことですが、なるべく分かりやすくお客様に伝えようと作成してある見積りは好感のもてる見積りです。
「葬儀中に追加が発生する可能性のある部分をきちんと明示している」
葬儀では、人数がよめないために料理や供養など、葬儀中にどうしても変動する項目があることが特徴です。また、使用しただけの実数計算になる項目は、見積段階の注文数で総額を記載してあると安心できます。
「葬儀に関わる全ての総額が書かれている」
葬儀費用だけでなく、料理・式場使用料など、請求が発生するもの全ての総額を記載しており、御布施などについてもご当家と相談のうえに書式化してあると総額がわかり安心できます。
「葬儀費用の支払い期日について記載がある」
「担当者の署名する欄などがある」などは、葬儀社の気配りを感じ取ることができます。
また、前もっての見積りとご逝去の際に作成する見積書の書式自体をかえていることも大切なことです。
前もっての見積りの段階で「故人名」「死亡日時」などの項目がある見積書を使用する葬儀社は、残念ながらご家族に対して配慮がないと言えます。