お坊さんの独り言当センターにご賛同いただいているご住職にお願いしている寄稿文です。日頃の生活に少し落ち着きを取り戻せる、そのような内容です。

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お葬式無料情報センター事務局

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お客様のご事情にあわせたお葬式の手順と注意すべきこと

自宅に故人を連れて帰れない方

大切な方が病院でお亡くなりになった時、そのつらく悲しい現実を受止めるのにしばらく時間がほしいと思っても、できるだけはやく病院から出なければいけないのが現状です。
そのような余裕のない状況で、ご遺族はせめて亡くなられた方を住み慣れたご自宅に連れて帰ってあげたいと考えるのではないでしょうか。


しかし、さまざまな事情(住宅事情や家族葬を希望)から、自宅に戻れないという方も少なくありません。そこで、お葬式をする式場へ直接ご遺体を搬送することになるのですが、希望する式場が病院からの直接の受け入れを禁止している場合があります。また、深夜にお亡くなりになった場合、式場が24時間営業でなかったり、先約があった場合も受け入れてもらえません。
それで、あわてて葬儀会館などを探して急遽式場を変更し、後になってご自分の思いとかけ離れた葬儀になってしまい後悔したという方も多くいらっしゃいます。


悔いの残らないお葬式をあげるには、葬儀社の選定がとても大事な要素ですが、どこで行うのかというのも重要なことなのです。
交通の便、駐車場、費用に見合った内容、収容人数などは式場選びに欠かせない要素です。ですから仮に、日程が1日2日延びたとしても、待つことによってご希望の式場が使えるなら、その方がよいように思います。


ただ、ご自宅での待機となると弔問にこられる方への接待や、線香・ローソクの火の番など、ご遺族は肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまいます。
このような理由から2年ほど前、大阪市内にご遺体を24時間体制で預かってくれる保冷施設ができたのです。ご遺族の宿泊はできませんが、日数に制限がないので、ご希望の式場が使用できるようになるまでのあいだ預かっていただくことができます。


また、24時間体制でご遺体を管理保全してくれますし、決められた時間内なら面会もできますので、とても安心できます。
やはり利便性の高い式場は人気がありますし、それだけに予約をとるのが難しくなってきているのも確かです。高齢化社会に突入した今、このような施設が増えてくることによって、より多くの方が安心してお葬式を行えることになるのです。